SciTE4の使い方、実行方法、コンパイル方法、AutoIt3Wrapperの日本語化の方法を説明します。
SciTE4の実行方法
1.SciTE4を開き、コードを入力します。
2.次にメニューのツール>実行をクリック、またはキーボードのF5キーを押します。
するとコードが実行され、この場合はメッセージボックスが表示されます。
SciTE4の使い方 – コード整理
1.SciTE4を開き、コードを入力します。
2.次にメニューのツール→コードの整理(Tidy AutoIt Source)をクリック、またはキーボードのCtrl + Tキーを押します。
※初めてコードの整理を行う場合、整理が終わるまでかなり時間がかかる場合があります。
その場合は、途中で中断して問題ありませんので、メニューのツール>実行の中断をクリックします。
コードの整理が中断され、次回からは速くなります。(初めにやっておいた方が良い)
すると自動的にコードがインデントされ、次のように見やすくなります。
SciTE4の使い方 – コンパイル
コンパイルとは、ソースコードを実行可能な形式(EXE等)に変換するということです。
1.SciTE4を開き、コードを入力します。
2.次にメニューのツール→コンパイルをクリック、またはキーボードのCtrl + F7キーを押します。
「AutoIt3Wrapper GUI to Compile AutotIt3 Script」が起動しますので、必要な情報を入力します。
- Output type: 出力形式(通常はEXE)
- Target: 保存する場所&ファイル名(ファイル名のみの場合はソースコードと同じ場所に保存されます)
- Icon: アイコンのパス(右側のボタンを押すと選択画面が出ます)
- FileInclude Compression: ファイルの圧縮率(通常NormalでOK)
- Output arch: プログラムをCompile x86 version(32bit用)、Compile x64 version(64bit用)にするかを選択
各OSに対応するため、32bit、64bit両方選択しておくと良いです。
その他は通常そのままでOKです。
次に「Resource Update」タブを開き、必要な情報を入力します。
- Comment = コメント; 特に記入しなくてもいい
- Description = ファイルの説明
- Fileversion = ファイルバージョン
- ProductName = 製品名
- ProductVersion = 製品バージョン
- CompanyName = 著作権
- LegalCopyright = 法的著作権
- LegalTradeMarks = 商標;ファイルのフルネームなどを記入
- Language = 言語
- RequestedExecutionLevel = 実行レベル(通常は変更しません)
- Extra resource Fields = 余分なリソースのフィールド(特に入力しません)
- Save a copy of the Scriptsource in the output program resources. = 出力プログラムのリソースにスクリプトソースのコピーを保存します(ここはチェックなしでOK)
すべて入力し終えたら「Compile Script」ボタンをクリックします。
コンパイルしたファイルのプロパティ
AutoIt3Wrapperの日本語化
AutoIt3Wrapperを一部日本語化しましたので、自由にダウンロードしてお使いください。
使用方法
ダウンロードした「AutoIt3Wrapper-jp.zip」を解凍し、「AutoIt3Wrapper.au3」ファイルを
「C:\Program Files (x86)\autoit3\SciTE\AutoIt3Wrapper」フォルダーにコピーします。
元の「AutoIt3Wrapper.au3」ファイルは、名前を変更するなどして、バックアップしておきましょう。
例:「AutoIt3Wrapper.au3.bak」
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