前回に続き、GUI作成ツール(Koda)の使い方を説明していきます。
Koda の説明
②ツールバー
ツールバーにはたくさんのアイコンがあり、マウスカーソルをアイコンの上に持って行くと説明がホップアップで表示されます。
ツールバーのアイコンは、メニューのオプション>オプションを開き、左側の「ツールバー」をクリックすると表示したいツールバーを設定することが出来ます。
表示したいツールバーを左から右へドラッグ&ドロップし、「Apply」をクリックします。
③Object TreeView
Object TreeView には、追加したコントロールが表示されます。
追加したコントロール(以下オブジェクトと呼びます)の上で右クリックをすると、メニューが表示されます。
Button1 の名前を変更することが出来ますが、これはオブジェクト名前なので、変えてもコードに変化はありません。
※オブジェクトとは、簡単に言うと「物」です。
追加した物と覚えておけば分かりやすいと思います。
④Object Inspector
選択したオブジェクトのプロパティ、スタイル、拡張スタイルが表示されます。
拡張スタイルを表示するには、一番下の小さい矢印右側をクリックします。
オブジェクトのプロパティの「Caption」がコントロールの名前になります。
「Name」がコントロールの変数名になります。
コントロールの名前などはオブジェクトを選択してここで変更します。
コントロール名と変数名を変更すると次のコードになります。
#include <ButtonConstants.au3>
#include <GUIConstantsEx.au3>
#include <WindowsConstants.au3>
#Region ### START Koda GUI section ### Form=
$Form1 = GUICreate("Form1", 613, 429, 192, 132)
GUISetFont(9, 400, 0, "MS Pゴシック")
$Btn1 = GUICtrlCreateButton("実行", 16, 18, 137, 73)
GUISetState(@SW_SHOW)
#EndRegion ### END Koda GUI section ###
While 1
$nMsg = GUIGetMsg()
Switch $nMsg
Case $GUI_EVENT_CLOSE
Exit
EndSwitch
WEnd
ボタンの名前と変数名が変わっているのがわかります。
スタイルなどいろいろと変更して試してみてください。
⑤メインウィンドウ
最初から表示されているメインウィンドウです。
このウィンドウ上にオブジェクトを追加していきます。
⑥Form List
作成したウィンドウのリストです。
上の2つのアイコンでウィンドウの作成または閉じることが出来ます。
次回はウィンドウにいろいろなオブジェクトを追加していきます。
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